2005年9月、彼女に千葉県に帰るようにお願いされ、最高に勝てたパチンコ屋であるJ店を去ることになった私。彼女が私を呼んだ理由、それは…
「チャーリーとチョコレート工場」
を観たかったから…。世間から見るとあの映画は面白いのかもないが、俺にとっては本当に時間の無駄だった。色々な意見があると思うが、それでも本当につまらなかったのだ。
そんなくだらない理由で千葉に帰った俺が、次にしなくてはいけないもの。それは、「新たな店探し」だった。J店のような素晴らしい店はなかなか存在しないが、それでも勝てる店をまた探さないといけなかったのだ。
パチンコ屋探しには移動手段が重要
千葉県でパチンコ屋を探し始めた俺。しかし、どうしても問題あったのだ。それは、
移動手段が徒歩か、電車しかないのだ。
勝てるパチンコ屋を探すには、基本的に多くの店を探さないといけない。都内ならば移動手段は基本電車なのだ。そのため、電車を使えば多くのパチンコを探すことができる。
しかし、千葉県の田舎だとそうは行かないのだ。そう、パチンコ屋は郊外に多いのだ。そのため、電車で回れる場所はほとんどない。そして電車で回れる範囲の駅周辺のパチンコ屋は、ほとんどがボッタクリ店だったのだ…。
そのためどうしても、バイクや車などの移動手段が必要だったのだ…。しかし俺にはそんな移動手段が無かったのだorz
さて、どうしようか。
移動手段は原チャリにした!
幸い手元にはJ店で稼いだお金がある。そして他の貯金とも合わせても100万円以上は持っている。この金で原チャリを買うことにした。
何故バイクや車じゃないか?それは…
種銭(元手)が減るのが嫌だからだ。
パチスロを打つうえで、一番避けなければいけないのが種銭が尽きることである。そこを常に意識しなければならないのだ。バイクや車だと本体の値段と、維持費がかかる。どんなに少なく見積もっても30万は飛びそうだ。だから原チャリにしたのだ。
さてさて、どこから仕入れようか…。
知り合いから原チャリゲット!…でも高かったかな?
何だかんだで、原チャリはすぐに見つかった。
松永という、俺の友達の中でも最低の1人から連絡があったのだ。知り合いが原チャリを持っていて、25000円で良いとのこと。
25000円とは非常に安いと、二つ返事でお願いした。
そして後から色々と聞いてみると、その安い原チャリの名は「チョイノリ」とのこと。調べてみると、明らかに原チャリでも最下位のような原チャリだ。それでも遠出が可能になるのは嬉しかったので購入に踏み切った。
売ってもらう当日、初めてチョイノリを見る。流石にちゃちい、25000円だけのことはある。そしてこのプアさ、流石に事故ったらヤバいんじゃないか…と不安がよぎる。
まあそれでも移動手段が増えることは、何にも代えがたい。これで25000円なら良しとしようということで、話を始める。
最初は25000円で打ってもらえるはずだったが、対面してみると何故か40000円になっていた。
相変わらずこの松永って野郎は…。裏でマージン取っているんじゃないのか?と相当怪しむ。
当初25000円なので、何とかお願いできないかとお願いしたところ松永の知り合いにはしぶしぶOKしてもらった。俺も必死なのだ。
そして俺はこのチョイノリと共に、千葉県で勝てるパチンコ屋を探しに行くのだった!