常連、ライバルとの戦いが激化し朝一の設定5を奪取することが難しくなりだした光速ビタ押しマシン。日当も60000円から30000円ほどまで下がる。そんな中、激化する台取り合戦で戦い続けるが状況は悪化する一方で一向に良くなる気配は見られない…
初めて喰える環境を自ら勝てない環境へ変えてしまった光速ビタ押しマシン。今まで遭遇したことが無い状況に対して今後はどうするのか?
遂にパチスロで勝てない時が到来!その理由の考察と、喰える機種を探す旅へ
今まで90%程度の確率で奪取出来ていたドンちゃん2の設定5が段々と80%…70%…と最後は50%を切ることとなる。理由は簡単である、目つき悪男、ハイビスカス兄ちゃん、その他常連とパチスロ争奪戦が激化しているからである。しかしそれでもパチスロの技術介入マシンを代表するドンちゃん2。1/2の確率で設定5が取れれば日当30000円は稼げる。パチスロで喰おうと誓った私としては十分だった。
そう、今後もパチスロドンちゃん2の設定5が1/2の確率で取れれば。
そんなある日、終末の日が訪れた。
ある朝D店へ入店すると、パチスロドンちゃん2のシマがいつもと違う風景になっていた。
「ドンちゃん2のシマは設定4、5、6が1台ずつ投入!!」
昨日とイベントが変わっていたのだ。
光速ビタ押しマシン「え?1/2で設定5じゃないの?昨日まで12台中6台が設定5だったのに…」
そう、理由は私共がやりすぎてしまったのだ。このように喰えるパチスロイベントが1日にして変化するなど良くあること。しかしパチスロで喰いだした私にとっては初めての体験。今までの経験から初めてのことに対してはとりあえず様子を見ることを学んでいたため、この日は打たずに夜の設定発表を見ることにした。いくら設定5が減ったとしても、設定5を確実に取れるならば問題は無いのだ。理由としては、結局自分が高設定を確保出来るかが問題だからだ。
その日の夜の高設定発表は…ダメだった。理由は喰える設定、つまり高設定である設定4、5、6の投入傾向が全く分からないのである。前日高設定だった台に次の日設定6を入れられたり、1週間1度も高設定を投入されなかったりと高設定を投入する際のランダム性が凄まじいのである。
私は諦めなかった。何か法則性は無いのか?と2週間はデータを取り続けた。しかしD店のドンちゃん2の高設定が投入される傾向は以前とは違い、全く法則性が見られなかった。もうサイコロを振って高設定の配分を決めているとしか思えなかった。理由は私共がピンポイントで設定5を狙いすぎてしまったからだ。
これでは全く喰える状況では無い、つまり遂に勝てない状況になってしまったのだ。
そんな中、ライバルである常連や目つき悪男は最初の2週間くらいは試行錯誤してドンちゃん2を打っていたが、どんどん収支はマイナスとなり消えていった。ハイビスカス兄ちゃんは打ち続けていた。理由とすると暇だったのだろう、あまり勝ちにこだわっていないので彼は打ち続けていた。
私は早々にドンちゃん2に見切りをつけた。理由とすると以下の点である。
■明確な設定判別要素が無いため
ドンちゃん2は設定判別要素はボーナス確率しかない。
そのため高設定を探すにしても稼働が良くないと高設定の判断がつかない。
■設定変更判別が効かない店のため
D店は朝一リールガックン対策、全台設定変更対策が万全の店のため
設定変更の判別すら出来ない。
上記の理由から分かりやすい設定変更の癖が見えなければ当時の私では打つ手が無かった。ドンちゃん2は設定変更後、通常時なかなか落ちない2枚チェリーが朝一落ちまくるという特徴があるのだが、全台で落ちまくっては全く意味が無かった。唯一使える設定変更判別のこのザマである。本当に何も打つ手が無いのである。元々ドンちゃん2は店によって勝てないパチスロ台にもなりうるのである。
今ならばまだ戦う方法はあるが、当時の私には何も打つ手は無かった。そう、ドンちゃん2は諦めて撤退するしかなかった。
この後D店で喰えなくなったかというと、そうでも無い。やり方はあった。例えば休日などは稼働が良いので13時頃行くと、全台2000ゲームほど回っているためそこそこ設定の推測が出来るのである。そういう時は高設定と推測される台が空いた時に打ってそこそこの日銭を稼ぐときもあったのだ。
しかし私は決断を迫られている。
今まで簡単に高設定が確保出来、楽に喰える。そのツケが回ってきたのだ。自分では分かっていた。こんな良い状況が永遠に続くことは無い。本来ならば他の店を探したり、喰えそうなイベントを探したりなどの対応が必要だったのに、それを怠っていたツケが回ってきたのだ。当時店探しを怠っていた理由としてはやはり経験不足と自分の性格かなと考えている。
来て欲しく無い、「喰えない日々」が来てしまった現実を目の当たりにして、明日が分からなくなる日を迎えるのが非常に怖かった。
というか今回の話は画像と言い、話と言い、非常に暗い話であるw
今回の話はパチスロで喰う人にとっては当たり前の話である。パチスロで喰える状況というのは見つかるが、そんな状況はすぐに終わり、パチスロで勝てない状況になるのである。そう、喰える状況など、長続きしないのである。ただその喰える状況を保ったまま他の喰える状況を探すのが普通なのだ。
次回、次なる喰える店を探す光速ビタ押しマシン!!何故今回のようなことが起こったのか?少し考察する。
乞うご期待!!