5分で分かる計算方法!スロットの期待値を例題で簡単解説!

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スロットで勝てないあなた!そして初心者のあなた!

スロットは期待値を計算することで勝ち負けが分かると言いますが、あなたは実際にどのように計算するか知っていますか?期待値の出し方とか本当に難しそうですが…

実はスロットの期待値は単純に考えれば、簡単に計算することが出来るのです

普段生活している限り、「期待値」なんて言葉を聞かないので、求め方などは本当に混乱してしまいそうです。ですが、単純に考えることによって本当に簡単に理解できるのです。

ということで今回はスロットの期待値の計算方法を、例題を交えて簡単に解説します。

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期待値とスロットの仕組みの復習

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前回、前々回とスロットにおける「期待値」と「スロットの仕組み」を解説しました。

ちなみに期待値とは、ギャンブルをしたときに「1回の試行回数で得られる平均値」です。そのギャンブルが勝てるものなのか、それとも負けるものなのかを数値で表したものです。

期待については、詳しくはこちらを参照

またスロットの仕組みについてですが、「スロットは完全確率」ということです。完全確率とは、ギャンブル1回は独立試行(その試行以外の結果に影響を受けない)であり、常に同じ確率ということです。

完全確率については、こちらを参照

スロットは「スロットの仕組み」から、「期待値」を計算することが出来、計算上勝てることが分かるのです。

さあ、それでは復習が終わりましたので何故スロットが勝てるのかを解説いたします。

スロットの期待値計算

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さあ、それではスロットの期待値計算です。

おいおい、スロットの期待値の出し方って難しいし、結局理解できないでしょ?と思っているあなた。大丈夫です、簡単に理解出来るのでご安心ください。

ということで以下の条件で、計算をしてみましょう。

通常プレイは常にメダルは3枚掛けで、子役は一切成立しない。ボーナスはBIGのみで出玉はどの設定も300枚。そして、それぞれの設定のBIG確率は以下の通りです。

設定BIG確率
111/120
221/110
331/100
441/90
551/80
661/70

この条件下であなたに質問です。この条件下では、どの設定で負けて、どの設定から勝てるか分かりますか?

私は分かります。設定1、2で負けます。設定3でプラスマイナスは0です。そして設定4から勝てます。

これがスロットにおける期待値計算なのです。こうやって明確に勝ち・負けが判断できるのです。

ということで期待値計算をしてみましょう。

期待値計算式

それではスロットにおけるスロットの期待値計算の式を紹介します。

以前サイコロで紹介した期待値の式を思い出して当てはめてください。スロットと言えど、結局は同じことをしていますので。

スロットの期待値の式

スロットの期待値の式

=1回あたりの大当たりを得られる際の枚数×その大当たりの確率-試行回数1回分の投資

=BIG1回の出玉(メダル数)×BIG確率-1ゲーム回すために必要なメダル数

となります。

BIG1回の出玉(メダル数)は、今回で言えば300枚です。

BIG確率は、今回で言えばそれぞれの設定での値です。設定1ならば1/120、設定3ならば1/100、設定4ならば1/90、設定5ならば1/80、設定6ならば1/70です。

1ゲーム回すために必要なメダル数は、今回で言えば1ゲームあたりのメダル枚数なので3枚です。

それでは解説が終わったところで、スロットの期待値計算に移ります。

設定1の場合の期待値計算

それでは設定1の場合です。

設定1のBIG確率は1/120ですので、以下の式で期待値が求められます。

設定1の期待値

期待値

=BIG1回の出玉(メダル数)×BIG確率-1回回すために必要なメダル数

=300×1/120-3

=-0.5

つまり1ゲーム回すごとに0.5枚ずつマイナスになります。等価交換だったら、1ゲーム回すごとに10円の損ですよ!

期待値が分かると怖いですね~(笑)

1日8000ゲーム回したらマイナス4000枚、つまり80000円負けるという計算になります。そりゃあ誰もが設定1を打ちたくない理由が分かりますよね。

勝ちを求めるならば、この台の設定1は絶対に打つべきでは無いですね。

設定3の場合の期待値計算

お次は設定3の期待値です。

設定3のBIG確率は1/100ですので、以下の式で期待値が求められます。

設定3の期待値

期待値

=BIG1回の出玉(メダル数)×BIG確率-1回回すために必要なメダル数

=300×1/100-3

=±0

つまり1ゲーム回すごとにプラスマイナスが0になります。つまり計算上、いくら回してもプラスにも、マイナスにもならないのです。

期待値が分かると、この設定がプラスになるのかマイナスになるのか本当によく分かります。

1日8000ゲーム回しても0枚、勝ちもせず、負けもせずという計算になります。設定3は鬱だけ無駄ってことですね。スロットを打ちたいだけならばば、それでも良いですが。

勝ちを求めるならば打つべきでは無いですね。

設定4の場合の期待値計算

次は設定4の期待値です。

設定4のBIG確率は1/90ですので、以下の式で期待値が求められます。

設定4の期待値

期待値

=BIG1回の出玉(メダル数)×BIG確率-1回回すために必要なメダル数

=300×1/90-3

=+0.333…

つまり1ゲーム回すごとに0.33枚のプラスがになります。つまり計算上、1ゲームあたり6.6円のプラスになるということが分かります。

つまりこのスロットは、設定4からプラスになると言うことが分かりましたね。

1日8000ゲーム回せば、2666枚、つまり53333円勝てるという計算になります。流石設定4!これだけ勝てれば十分ですよね。

設定6の場合の期待値計算

最後に設定6の期待値です。

設定6のBIG確率は1/80ですので、以下の式で期待値が求められます。

設定6の期待値

期待値

=BIG1回の出玉(メダル数)×BIG確率-1回回すために必要なメダル数

=300×1/80-3

=+0.75

つまり1ゲーム回すごとに0.75枚のプラスがになります。つまりこの台の最高設定では、1ゲームあたり0.75枚プラス、つまり15円のプラスになるのが最高の期待値ということです。

1日8000ゲーム回せば、6000枚、つまり120000円勝てるという計算になります。流石設定6!みんなが探すのも分かりますよね!

まとめ

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いかがでしたでしょうか?今回はスロットの仕組みを簡略化して、期待値で勝てるか否かを表現してみました。

それではまとめです。

  • スロットは期待値計算出来る
  • 期待値がマイナスならば負ける
  • 期待値がプラスならば勝てる
  • 期待値がプラスマイナス0ならば勝ちもせず負けもしない

実際に期待値で見てみると、各設定がどのくらい負けて、どのくらい勝てるのかが分かったと思います。

今回は本当にスロットを簡略化して、期待値を分かりやすく説明しております。実際にはBIG以外にも、REGがあり、子役があり、ATやARTもあります。

しかしこれらの要素が入っても、スロットの考え方は何も変わりません。

ですのでスロットの期待値の考え方というものを、今回はそうなんだ程度で学んでいただければ良いです。

次回はジャグラーに当てはめて、実際にどのように計算するのかを確かめてみましょう。

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