お盆に実家がある群馬に帰った光速ビタ押しマシン。実家に帰ったからと言っても、やることはパチンコ屋を見て回ることだけだった。
しかし、時期はお盆、ゴールデンウィークや正月と並んでパチンコ屋ではぼったくりを行う最悪の期間である。どこを見てもぼったくりを行う、この期間。高設定狙いで勝つことはかなりこんなんである。そんな中で新規オープンするパチンコ屋J店を見つけることができたのは行幸であった。
しかし2005年台の新規オープンのパチンコ屋というものは、結局イベントに毛が生えただけのものが多かった。そのため、この店も期待はほとんどしていなかったが実情である。
それでも一応”新規オープン店”なのだ。グランドオープンである限り、他の店よりもマシなのだ。だからこそ、少しでも勝率を高めるならばJ店に行くのが正しかった。そう、イベントに毛が生えた程度の新規オープンでも…
しかしこのJ店の発見が私の今後の人生を大きく変えるとは、夢にも思わなかった。
残金100000円で新規オープン(グランドオープン)のパチンコ屋へ向かう
残金が100000円まで減った光速ビタ押しマシン。J店へ向かうために全てをおろして下見へ向かった。着いたのは12:30だった。
この時間に到着したのは理由があった。まずある程度の結果が出るのは12:00頃だからだ。大体12:00頃になれば台の設定の善し悪しが少しだけ見えてくる。
だからこの時間に向かったのだ。
いや、まあだったら朝一から向かうべきでは？というツッコミは無しで。何故ならばこの日は寝坊したのだ。だから朝一で行かなかったのだ。
本来ならば朝一から向かうのが、勝つための最低限やるべきことである。
とまあ、私の失態はあまり気にせずにこのあとも読んで欲しい。とにかく初めて見る店ならば朝一から行くべきだ。朝一の設定変更対策、朝一のライバル達の挙動など山ほど見たい情報はあるからだ。まず朝一に行かずしてパチスロを勝つ術は無いと言っても過言ではない。
と朝一の重要性を知っていながら朝一でJ店へ行けなかった光速ビタ押しマシン。はい、次からはちゃんと朝一でいきますので許してください。
J店のパチンコは釘を見ただけでダメ！それではパチスロは…？
ということでJ店に到着した光速ビタ押しマシン。
まず到着した瞬間にすることは、機種のラインナップを見ることである。
J店にあるのはその当時の定番である、北斗の拳、吉宗、押忍！番長、鬼武者、鬼浜爆走愚連隊を中心としたラインナップだった。この頃はもう裏モノは無かった。その他は南国物語、ジャグラー、主役は銭形などだった。まあその頃の通常のラインナップだったのだ。
まあ変な店では無いことだけは分かった。朝一から、高設定狙いまで出来そうなラインナップで俺としても立ち回りやすそうだ。まあ勝てそうな店だったらだ。
パチスロを一通り見た後は、パチンコを見る。するとCRチョロQとかいう謎の台の釘が開いているように見えた。デジハネだが1000円で20回転超はありそうだ。調べなくてもこの台を1日打てば30000円くらいの期待値はあるのでは無いか？と思うと即台を抑えて打ち始めた。
結果は1000円15回も回らない。これでは続けてCRチョロQを打つ理由が、完全に無くなった。
俺は新規オープンの店を見て回る時は、まずパチンコから見るクセがある。理由は釘だけで日当がわかるからだ。そしてパチンコの釘を見るだけでその店の本気度合いがわかるからだ。
もうこの時点で俺はJ店は勝てない店の烙印を押していた。パチンコでここまで釘を開けていないなんて、パチスロもダメだと思ったからだ。
…
……
………
と思っても一応パチスロも見なくてはいけないのが、立ち回りの基本である。
パチンコがダメでも、パチスロが勝てる店も多いのだ。
ということでJ店のパチスロのデータを見たのだ。見るのはまず、ジャグラーから。
すると…とんでもないことが分かったのである！
次回予告！
朝から晩まで立ち回れ！これこそ食える店の典型J店！