スロットで勝てないあなた!そして初心者のあなた!
あなたがスロットで勝てないのには色々と理由があります。知識・技術だったりと…でもその中で一番勝てない理由として多いのが、スロットで勝つための理論を知らないということです。
その理論の中で一番重要なのが期待値です。そして、
「実はスロットで勝つために絶対に必要なのが『期待値』の考え方なのです」
スロットは数学であり、勝てるか否かを計算できます。そしてその計算の中で一番必要とされるのが、この期待値なのです。この期待値さえ分かれば、理論としてスロットが勝てるということを分かってもらえると思います。
ということで今回はスロットで勝つために必要な期待値の意味、計算方法を紹介します。
何が何でも学びましょうね。
目次
期待値とは何?
まず期待値の意味を説明しようかと思います。ちなみにですが、あなたはそもそも期待値とはなんだが知っていますか?普段使われない言葉ですし、学校の勉強でも聞いたことがない言葉です。
ちなみに期待値とは、ギャンブルをしたときに「1回の試行回数で得られる平均値」です。
簡単に言うと、1回賭けたときにいくら戻ってくるかが分かるのです。スロットで言えば一回リールを回す(1ゲーム)あたりいくら儲かるかということです。
ということで、具体例を見て理解しましょう。
【問題】
サイコロを1回振る度に、出た目はどの程度の値になるか?
【回答】
答えは3.5です。
計算方法は、
1×1/6+2×1/6+3×1/6+4×1/6+5×1/6+6×1/6=21/6=3.5
となります。
計算方法とすると、「1回サイコロを振るときの出目の値×その値が出る確率」を全て足すのです。
つまりサイコロを1回振るごとに、出る可能性のある出目の平均の値を取ったのが期待値なのです。まあ1以上、6以下というのは分かるのですが、実際に計算すると3と4の間の数ということが分かりました。
期待値の意味
先ほど期待値とは何かを説明しましたが、その期待値にどんな意味があるのでしょうか?
「実は期待値を求めると、そのギャンブルが勝てるものか、負けるものかが分かるのです」
この期待値という考え方は、古代から考えられており、そのギャンブルで勝てるか否かの見込みを表す数値なのです。
簡単に言うと、期待値がプラスになれば勝てるギャンブルで、期待値がマイナスになれば負けるギャンブルとなるのです。
つまりパチスロは期待値がプラスになるギャンブルということなのです。
※もっとキチンと言うと、期待値がプラスになる台があるのでそれを打つということです。
ちなみに期待値を知らないと?
世の中でギャンブルをする人ほとんどが期待値なんて理解せず、気にせずギャンブルをしています。
ちなみに期待値を知らないでギャンブルをすると、どうなるのでしょうか?
「実は永久に勝てない仕組みに取り込まれます」
そんなわけないよ!期待値なんか知らなくても勝っている人は勝っているとか、色々と反論はあると思います。それでは期待値を知らない状態で、以下のギャンブルは勝てるか否かは分かりますか?
№ | 項目 | 備考 |
---|---|---|
1 | ルール | あなたがサイコロを振って、出た目によって200円もらえる。参加料は100円とする。 |
2 | 条件① | 1~6のどの数も出る確率は全て1/6となる。どの目が出やすいなどは無い。 |
3 | 条件② | 200円もらえる出目はその場合によって、変更される。 |
上記の条件で、以下のケースであなたと私で勝負したところどうなるかわかりますか?
- ケース①:サイコロで1、2のときに200円もらえる
- ケース②:サイコロで1、2、3のときに200円もらえる
- ケース③:サイコロで1、2、3、4、5のときに200円もらえる
多分期待値を知らなくても、ケース①は負けそう。ケース②は勝ちもするが、負けもする。ケース③はボロ勝ちと分かるでしょう。しかしその感覚は結局、
体感でしか無く、明確じゃないのです。
だからギャンブルで負けるのです。
期待値を知っている人に言わせると、ケース①は1回サイコロを振るごとに33.4円負けます。ケース②は1回サイコロを振るごとに0円勝ちます。つまり、プラスマイナス0です。ケース③は、1回サイコロを振るごとに66.6円勝ちます。
だから期待値が分かると、この場合は負ける、勝てるというのが分かるのです。
更に言うと、1が出たら300円もらえるけど、2、3、4、5はもらえない、6が出たら400円もらえるとか言う場合だったらあなたはそのギャンブルをしますか?
期待値を知らない人は、間違いなく答えられないでしょう。
答えはするが正解です。これは計算すると、1回あたり16.6円儲かります。
これが期待値を知っている人と知らない人の差。つまりギャンブルで勝てる人と、負ける人の差なのです。
ちなみにスロットもこの考え方を用いることで勝てるようになるのです。
期待値の計算方法を解説
期待値がギャンブルで勝てるか、負けるかを示すものと分かりました。しかし、それをどうやって計算するのか分からないと全く意味が無いですよね?
ということで、期待値の計算方法を解説します。
期待値の計算方法は以下の通りです。
期待値=(得られる金額×確率)の和ー1回の投資金額
それでは先ほどの例で使用した、以下の条件であなたと私でギャンブルをしましょう。
№ | 項目 | 備考 |
---|---|---|
1 | ルール | あなたがサイコロを振って、出た目によって200円もらえる。参加料は100円とする。 |
2 | 条件① | 1~6のどの数も出る確率は全て1/6となる。どの目が出やすいなどは無い。 |
3 | 条件② | 200円もらえる出目はその場合によって、変更される。 |
【ケース①】出目が1、2のときに200円もらえる
それではあなたと私でサイコロでギャンブルをしましょう。
今回の勝負の条件はサイコロの出目が1、2のときに200円もらえるときとします。それ以外はもらえせん。
その場合の計算式は以下の通りです。
期待値
=(200×1/6+200×1/6+0×1/6+0×1/6+0×1/6+0×1/6)ー100
=400/6ー100
=ー33.4
つまり、1回振るごとに33.4円のマイナスになるのです。これが期待値としてマイナスになるということです。
今まで感覚で負けそうというのが分かったと思います。しかし実際に計算をすると、1回サイコロを振る度にいくら負けるかが分かったと思います。
【ケース②】出目が1、2、3のときに200円もらえる
ケース②の勝負の条件はサイコロの出目が1、2、3のときに200円もらえるときとします。それ以外はもらえせん。
期待値
=(200×1/6+200×1/6+200×1/6+0×1/6+0×1/6+0×1/6)ー100
=600/6ー100
=0
つまり、1回振るごとに0円のプラス(マイナス)になるのです。これが期待値としてプラスにもマイナスにならないということです。
ですので、何度やっても儲からないということです。
【ケース③】出目が1、2、3、4、5のときに200円もらえる
ケース③の勝負の条件はサイコロの出目が1、2、3、4、5のときに200円もらえるときとします。それ以外はもらえせん。
期待値
=(200×1/6+200×1/6+200×1/6+200×1/6+200×1/6+0×1/6)ー100
=1000/6ー100
=66.6
つまり、1回振るごとに66.6円のプラスになるのです。これが期待値としてプラスになるということです。
今まで感覚で勝てそう!と思っていたのが、これで数値化されましたね。
期待値を知っていたらみんな勝てるの?
ここまで話すと、ここまで有名な期待値が知れ渡っているのにスロットで負ける人がいるの?と疑問に思うと思います。
はいそれでもスロットを打つ人の大部分は負けていて、大体95%以上は負けています。勿論、負ける理由は色々とありますが大体以下の通りです。
- 期待値を理解できない
- 理解したつもりでも行動が伴っていない
- そもそもギャンブルは全員負けると考えている(頭が固い)
- オカルトの考えから抜け出せない
大体スロットで負けている人は上記に当てはまります。期待値という言葉を出しても理解できていない人が大半です。そんなものです。
ですので世の中の人が全員この期待値を理解しているかというと、全然できていません。ですので、あなたはキチンと理解しましょうね。
期待値の意味や計算方法まとめ
今回はギャンブルに必要な期待値の意味や、計算方法をまとめました。それでは復習です。
- 期待値とはギャンブルの1回あたりに得られる平均値のこと
- 意味としてはギャンブルが勝てるか否かを数値で分かる
- 期待値を知らないとギャンブルは負ける
- 計算方法は(得られる金額×確率)の和ー1回の投資金額
- 期待値を理解している人はほとんどいない
スロットで勝っている人は間違いなく理解しているのが、期待値です。そして期待値を理解しないで勝っている人はまずいないでしょう。
それくらいスロットで勝つには、期待値の理解は必須のことなのです。
この期待値がどうスロット関係するのかというと、高設定狙いがこの期待値に基づく考え方です。高設定は常にこの期待値がプラスなのです。ですので、スロットで勝つためには高設定を打つのです。
またハイエナと呼ばれる天井狙い、ゾーン狙い、リセット狙いも、この期待値の考え方です。それくらいスロットと期待値の関係は切っても切れないくらい根深いのです。
ですので、この期待値はしっかりと理解しておきましょう。
次回はスロットの仕組みです。