前回までのあらすじは、サンダーVを打つ際にスイカが見えずに隣の金髪兄ちゃんに笑い続けられた日々を紹介し、その後直視を覚えたことを紹介した。
今回は目押しの最高峰である直視を習得したことにより、どのような立ち回りでパチスロを打つことが出来たかを紹介する。
初心者でも設定1で目押しで勝ち続ける日々!!クランキーコンドルで常勝を目指す
直視が出来るようになった高校生時代の光速ビタ押しマシン!!アステカの設定状況も悪くなり、キングガルフでは負け続けもう打つ台も無くなったかと思ったときにある店を見つける。そのある店とは多くの昔の台を置いてあるP店。
高校生なので自転車で店を探していたところ、ある日P店を見つけて何気なく寄ったところ何とクランキーコンドルを見つける。昔のパチスロ必勝ガイドを見続けた私は「この台は設定1でもフル攻略をすれば機械割が100%を超えるとか何とか書いてあったなあ」と打ってみた。
初打ちは小役目押しから始まる。隣のおっちゃんとは明らかにチェリーとスイカの取得確率が違い、なかなか小役狙いは効きそう。そのうちBIGが当たり、いざリプレイハズシとなる。リールが回転中に配列をよく見ると、「あれ?ハズシをするのに2コマの余裕があるんだ…」と少し残念になるが、よく考えると、今の第と違ってクランキーコンドルはリールは暗いし、図柄は小さいしでアステカやサンダーVと比べて見えにくいからちょうど良かったかもしれない。その時はリプレイハズシをリール配列を見て自己流で考えてやっていたため、獲得枚数は少なかったが勝てる手応えを確かに感じた日だった。結果は投資7000円で、回収560枚。5.5毎交換だったので、プラス3000円となったが十分な結果だった。
実際のクランキーコンドルはフル攻略ならば設定1でも機械割が104%と破格の機種となり、日当20000円弱となる。逆に目押しが出来なければ設定6でも負ける技術介入時代を代表する機種である。そんな機種を見つけてしまった私はいてもたってもいられなかった。クランキーコンドルの目押しの難易度はこんな感じである。
動画1.クランキーコンドルのリプレイハズシ
この動画は上手すぎだが、これをもう少し遅いペースでやっても問題無い。要はミスをしなければ良いのだ。目押しの重要な点は早さよりも正確さである。…と言っても私も早さは結構こだわる方だよなあ…
話が脱線したため、私の話に戻る。
それから私は土日は必ずP店に向かった。そう、クランキーコンドルを打つためだ。理由は他の店に比べてクランキーコンドルの状況が良かったからだ。
この店の特徴は以下の通り。
■客層が甘い
客層は年齢層が高く、客付きが6割と高稼働。
その上目押ししている人はほぼいない状況となる。
■設定状況が良い
目押しが出来なくても打つ人がいるため設定2~3と想定される。
全台のデータ取得して算出済み。
■交換率が良い
群馬では当時6枚交換~7枚交換が主流だったが、P店は5.5枚となり非常に有利。
他の店もクランキーコンドルはあったが、6枚交換でほぼ設定1と状況はキツイ。
つまり台選びもせずに適当に座って1日中目押しで勝負するならば、このP店が一番良かった。そんなわけで来る日も来る日もクランキーコンドルを打ち続けた結果、大体日当が20000円程度上がることとなった。高校生としてはこれで十分。
これが目押しで勝つということ。立ち回りも何もあったもんでは無いが、これだけで勝てる時代があったということである。
その後1ヶ月でこの状況は無くなり、ほぼ設定1となってしまう。まあ当然の結果だと今となっては思う。土日に高校生が血眼になってクランキーコンドルを8000ゲーム回し、日当20000円を持って帰るのを1ヶ月やったら流石に店も面白くないのでw結果とすると1ヶ月ちょいで200000円は稼げたのだ。
とまあ、当時は目押しを練習した結果立ち回りをほとんど知らずとも稼げた瞬間があったというお話。
次回は遂に店とのガチ勝負が実現!
次回打つ機種はドンちゃん2!!朝一の攻略から、リプレイハズシ、立ち回りと盛りだくさんの機種で店と戦う光速ビタ押しマシン!!
その結末は次号へ続く!!