前回までのあらすじは、キングガルフというスーパー胡散臭い台の中毒となり、状態頼りの運まかせのパチスロを打つという悲惨なパチスロ生活に突入した光速ビタ押しマシン。
その最中である機種と出会っていた物語です。
あなたは回転中のスイカの種が見える?私に小役の目押しを教えてくれたサンダーV
私がキングガルフにハマっている最中、唯一打っていた台があります。それはサンダーVという機種です。この機種業界初のリールフラッシュを搭載した機種となります。
この台ですが、Aタイプとしては凄く打ちやすい機種で技術介入度もなかなかで非常に面白かった台です。私はこの台が無ければ直視に目覚めていないです。今までアステカで直視を極めたと言っているように思いますが、このサンダーVと出会わなければ私は直視を出来るようになろうと思わなかったです。
動画1.サンダーV
どうでしょうか?4:55から始まるV揃い時の音楽なんか涙が出そうになります。
ちなみにこの台で何故目押しに向き合ったかというと、この台を初めて打ったとき、中リールのスイカがどこにあるのか分からず、なんど取りこぼしておケツフラッシュを出して非常に恥ずかしい思いをしました。
隣の金髪兄ちゃんに笑われ続けましたね。いや、本当にこの時代ってそんなものなんですよ。目押しが出来ない=ダサいという方程式が成り立つ世界なのです。
この台ですね…ちょっと見てください。スイカが成立したときにスイカを狙いたいのですが、中リールのスイカが微妙な位置にあるんですよ。今まで7などを目安に小役を狙っていたのですが、サンダーVって7が2つあって一方の下にチェリーがついた7の近くにスイカがあるのですが、もう一方の上にチェリーがついた7にはスイカが無いのですね。そのため、スイカを狙おうとしてもどちらの7か判別がつかないので1/2で取りこぼしてしまうんです。
この時は苦痛でしたね…今と違って小役の高確率・低確率があったので取りこぼし=丸損とまでは行かなかったですが、それでも悔しかったです。というか苦痛でした。
そこで私のパチスロの師である父に、「どうやってスイカを狙えば良いの
?」と聞くと、父から「スイカを見れば良いじゃん」との回答。
マリーアントワネットのような発言に私はビックリしました。スイカが見えないので何を基準にスイカを狙うの?と聞いているのに、スイカを見れば良いじゃんとの回答が返ってくるとは思わなかったですねw
それ以上に、小役って目で見えることにびっくりでした。まさか普通にスイカを目で見て押している人がいるなんて…みんな7を基準に押したりしているのだとばかり思っていました。
それからですね、目押しって奥が深いんだと思い目押しを頑張ったのは。私が目押しにこだわる理由はこのとき非常に恥ずかしい思いをしたからってのも強かったのでしょうね。
ちなみにサンダーはめっちゃ面白い台なので良かったら打ってみてくださいね。
次号から私の店との戦いが始まります。今まで運や技術のみで戦っていた私ですが、店のイベントから「勝つ立ち回り」を学ぶこととなります。
私の立ち回りが磨かれていく次号へ続く