2005年10月、怪しい友人である松永より原チャリのチョイノリを手に入れた、俺こと光速ビタ押しマシン。
段々と寒くなる中、勝てるパチンコ屋を探しに原チャリで疾走するのである。見に行くパチンコ屋は事前に調べた15件。今回はパチンコ屋の位置と、雰囲気を感じに行くのだった。
そう、これからも安定してパチスロで勝ち続けるために。
まず1件目はパチンコ屋B店!
まず1件目のパチンコ屋B店に向かう。
このチョイノリは最高時速が40km/hということもあり、道を走るのがマジで怖い。後ろの車があまりにも俺が遅いので、相当プレッシャーをかけてきているのが分かる。
散々後ろの車に煽られながら、走ること10分。パチンコ屋B店に到着したのだ。見た目は今風の店で、夜はライトアップで綺麗な店なのだ。
実際にB店に入って確認するのは機種の配置だ。その後は客付き。そして最後は前日、前々日の履歴を確認するのだ。
まず機種の配置だが、ストック機全盛のため、北斗の拳、巨人の星2などが多い。初見の店ではクセも分からないので出来れば避けたいところだ。
Aタイプはと言うと、ジャグラーなどがあるので打てそうならば打ちたい。
次は客付きだが、2~3割というところだ。平日の通常営業にしては少ない。パラダイス店としては4~5割は欲しいところだ。イベントじゃないと食えない店なのかもしれない。
そして前日、前々日の履歴だ。まず分かりやすいジャグラーを見ると、設定5、6レベルは1台も存在しない。多分ヒラで打ってはいけない店なのだろう。
その他見るべき点
初めての店で見るのは先ほど述べた通りだ。しかし、その他も見るべき点はある。
例えば朝一から1ゲームも回っていない台。朝一のままで放置してある台からは、B店は閉店後1ゲーム回す店なのか否かが分かる。この店はキチンと子役狙いした後の出目なので、閉店後は1ゲームも回さないのだろう。
また7揃えもしない店だということも分かる。もしかしたら設定変更後だけ回すのだろうか?それは朝一来てみないと分からない点だ。
あとするのは、朝一の入場はどうするかだ。店員に聞くと、B店は並んだ順で9時55分に入店だそうだ。何故朝一の入場を気にするかというと、万が一B店で勝てるイベントが実施された場合に朝一で遅れをとらないためだ。
他にはイベント時の並びの多さなども、店員に聞けたら聞く。イベント時の並びが多ければ多いほど期待が出来るので、出来る限り聞くのだ。他には、イベントで設定6が入っているか否かなどを聞くのも良い。店員によっては教えてくれることもあるからなのだ。
悲しいことにB店はイベント時も、平日と並びは変わらないとのこと。
まあ実際にはイベントに参加しないと分からない点もあるが、これはある程度の判断基準ということで。
最後は喰える臭いがあるか否か
結果的に俺は、B店は勝てない店と判断した。
理由とすると上記の判断基準を満たさなかったこともある。しかし、最終的な判断はとすると「B店は喰える臭いが無かった」というのが大きかった。
これは非常に重要で、何というのか勝てる店はこの臭いがあるのだ。今まで俺が喰ってきたD店、J店などにも共通してこの臭いがあった。
この感覚は言葉で表すのが難しい。だがこの感覚は、店の機種ラインナップ、客層、設定の配分から来る出玉感などのことから、過去に自分が勝てた店の記憶と重ね合わせているのだと思う。
それが喰える臭いなのだ。
そしてB店ではこの臭いが無かったため、よっぽどのことが無い限り来ないという判断に至ったのだ。
そして次の店、U店へ向かうのだった。