スロットで勝てないあなた!そして初心者のあなた!
前回までの解説で、スロットで勝つには期待値がプラスになる台、すなわち機械割が100%を超えている台を打てば勝てることが分かりましたね。結局その基準で台選びをすると、高設定を打てば勝てるということが分かりました。
しかし世の中には「ハイエナ」と呼ばれる勝ち方があります。そのハイエナってどんな勝ち方なんでしょうか…
「実はハイエナとは他人が打って期待値がプラスになった状態の台を打つことです」
ハイエナとは、自分で期待値がプラスのところは打たず、他人が回して期待値がプラス域になった台を打つ勝ち方なのです。
う~ん、難しいですね!ということで簡単にハイエナについて解説しますね。
目次
復習:スロットは期待値がプラスのところを打てば勝てる
スロットのハイエナを解説する前に、少しだけ復習をさせていただきます。スロットの勝てる仕組みというのは、期待値計算が出来るからです。
結論から言うと、スロットは期待値がプラスになっている部分を打てば勝てるのです。
つまりスロットで勝つためには、期待値がプラスの部分を打ち続ける必要があるのです。ですので、常に期待値がプラスになるノーマルタイプは高設定を打ち続ける限り勝てるのです。
逆に言えば期待値がプラスの部分を打ち続ければ、勝てるというのがスロットです。
期待値の復習はこちらから
ハイエナとはどんな立ち回り?
それではスロットのおける「ハイエナ」という勝ち方について解説をします。
ハイエナとは、主にAT機、ART機で実践する勝ち方です。ノーマルタイプではハイエナという勝ち方は存在しないです。
ハイエナのやり方としては、人が打った台を拾って打つのです。たったこれだけです。本来その人が打っていた方が良い状態の台を、拾って打つ、ハイエナのような立ち回り。だから「ハイエナ」と言うのです。
ちなみにこのハイエナという立ち回りの特徴は、設定6でも、設定1でも勝ててしまうことです。
これはビックリですよね!だって今まで高設定じゃないと勝てないという理論だったのに、ここにきて手のひらを返すからのように「設定1でも勝てます!」とか言っているわけですので。
それではなぜハイエナは勝てるのでしょうか?
ハイエナが勝てる理由
それでは何故AT機、ART機ではこのハイエナという戦法が使えるのでしょうか?それはAT機、ART機はノーマルタイプとは全く違った仕組みのスロットだからです。つまり、
打つ部分によって期待値がプラスとマイナスになるのがAT機・ART機なのです。
ノーマルタイプは常に同じ確率で、ボーナスを抽選しています。ですので、どこから打ってもいつも同じ確率で計算しているのです。ですのでどのゲーム数から打っても期待値は同じです。設定1なら常にマイナスだし、設定6ならプラスです。
しかしAT機・ART機の場合は違います。打つ部分(ゲーム数、モード)によって、期待値は違うのです。設定1でもプラスになるゲーム数はあるし、設定6でもマイナスになる部分もあります。
ハイエナはその、期待値がプラスになる部分だけを狙い打つやり方なのです。
つまりAT機やART機で期待値がプラスになるタイミングを打つ=ノーマルタイプで言う高設定を打つのと同じようなことなのです。
つまり、期待値がプラスの部分を打つ=スロットは勝てるというわけです。
ハイエナの種類とは?
それではハイエナの種類を解説します。
ハイエナの種類は大きく分けて4つほどあります。ちょっとそこまで明確に分けられるかという部分もありますが、4つくらいあるんだ程度の認識で良いのでざっと見ておいてください。
それでは簡単に解説します。
ハイエナの種類①:天井狙い
ハイエナの種類として1つ目は、天井狙いです。
この天井狙いはかなり有名で、誰もが聞いたことがあるやり方です。簡単に解説すると、AT機やART機はあるゲーム数(天井)まで到達すると、何かが強制的に当選します。
何かというのは、ATだったり、ARTだったり、ボーナス(疑似)だったりと機種によって様々です。そのため、天井ゲーム数に近いゲーム数を拾って当たるまで打つと期待値がプラスになるのです。
つまり確実に当たる天井ゲーム数を狙ったハイエナが、天井狙いなのです。
例えばアナザーゴッドハーデス。この台って天井が1600ゲームで、期待値が約35000円です。この台が1599ゲームで落ちていたらどうします?間違いなく勝てるので、打ちますよね。
天井狙いの特徴とすると、確実に当たるゲーム数がある、また天井到達時に強力なメリットがある機種があるため、非常に安定した価値が望めます。デメリットとしては、天井の美味しさを他の人も知っているため、なかなか拾えないことです。
これが天井狙いというハイエナの勝ち方です。
ハイエナの種類②:ゲーム数(ゾーン)狙い
ハイエナの種類として2つ目は、ゲーム数(ゾーン)狙いです。
このゲーム数(ゾーン)狙いもそこそこ有名なものです。簡単に解説すると、AT機やART機はあるゲーム数でATやART、ボーナス(疑似)に当選しやすくなります。そのため、当たりやすいゲーム数に近いゲーム数を拾って打つと期待値がプラスになるのです。
つまり当たりやすいゲーム数を狙ったハイエナが、ゲーム数(ゾーン)狙いなのです。
例えばスーパービンゴネオ。この台って天井が999ゲームなのですが、途中444ゲーム(最高470ゲーム)という強力なゲーム数があります。これを狙って1回打つごとに平均で3000円ほど儲かります。
もしあなたの目の前で400ゲームで台が落ちていたらどうしますか?打ちますよね?
ゲーム数(ゾーン)狙いの特徴とすると、拾いやすいのが特徴です。確実に当たるわけでは無いのでそこまで周囲は率先して狙ってきません。逆に言うと、確実に当たらないため安定した収支を出しにくいです。
これがゲーム数(ゾーン)狙いというハイエナの勝ち方です。
ハイエナの種類③:リセット(設定変更)狙い
ハイエナの種類として3つ目はリセット(設定変更)狙いです。
このリセット(設定変更)狙いも有名で、狙い目の機種が出ると結構勝てる方法となります。簡単に解説すると、AT機やART機はリセット(設定変更)で約128ゲーム以内に当たりやすくなったり、当たりやすいモードに上がったりします。
つまりリセット(設定変更)後の期待値がプラスの状態を狙ったハイエナなのです。
例えばキングパルサー。この台はリセット後に天井が最大512ゲームになります。振り分けとすると、128ゲーム:256ゲーム:512ゲーム=1:1:2という破格の振り分け率です。
期待値はリセット(設定変更)で多分2000円程度と思いますが、十分な値です。
リセット(設定変更)狙いの特徴とすると、朝一で狙えば取りやすい、投資が少なく済むため、ローリスク、ローリターンと言えるでしょう。デメリットは確実にリセット(設定変更)されていることの確証がなかなか取れないことです。
これがリセット(設定変更)狙いというハイエナです。
ハイエナの種類④:モード狙い(その他)
ハイエナの種類として4つ目はモード狙い(その他)です。
このモード狙い(その他)もかなり有名で、結構やっている人が多いです。大体天井狙いと同じくらい多いですかね。簡単に解説すると、AT機やART機はモードという概念を持っていて、当たりやすい状態というものがあります。例えば大当たり後などを契機に、当たりやすいモードに移行したりするのです。
そして、そのモードを確保したら、全ツッパ(当たるまで打つということ)するのです。
つまり、モードその他)の期待値がプラスの状態を狙ったハイエナなのです。
例えば沖ドキ!なんかもそうで、モードBという連チャンモードへ移行するモードを狙った立ち回りが有名でした。大体データを見れば、今のモードを判別できます。そしてモードBならば、ゲーム数を考慮しなくても当たるまで打つことによって期待値が3000円程度得られるのです。
その他と言えば、マドまぎの穢れMAX狙いですかね。穢れがMAXになっていると、エピソードボーナス以上は確定になりますので、1回拾えば3000円くらいにはなると思います。
ただし、穢れMAXが狙えるかというと微妙なところです。モード以外ということではこのような例があります。
モード狙い(その他)の特徴とすると、データから大体モードが分かり、後は当たるまで全部ツッパするだけで勝てます。デメリットは、今打っているモードが推測のため、確実性に欠けるため大負けする可能性もあります。
これがモード狙い(その他)というハイエナです。
ハイエナのやり方とは?
先ほどはハイエナの種類を記載しました。
しかし、ハイエナの種類を知っているからと言って、ハイエナが出来るわけではありません。ハイエナをするには、ハイエナのやり方を知らないと出来ないのです。
ということで、ハイエナのやり方はを解説します。ハイエナのやり方は、基本的には以下の3つやり方となります。
やり方①:朝一で台をハイエナ
ハイエナの1つ目のやり方は、朝一で台を狙う方法があります。朝一の立ち回りは、基本的にリセット狙いが主となります。
朝一は閉店してから設定変更をした後の台が存在するため、リセット狙いにもってこいなのです。
時間帯で言うと、10時~11時くらいまでの間となります。逆に言うと11時を過ぎるともうリセット台は他の人に回されて無いでしょうね。
ですので、朝一でハイエナをする場合は基本的にリセット狙いとなります。
やり方②:宵越しのハイエナ
ハイエナの2つ目のやり方は、宵越しを狙う方法があります。宵越し狙いは基本的に、天井狙いと同じ意味です。
つまり宵越しのハイエナは、昨日の最終ゲーム数がそのままであることを前提に次の日に天井を狙うのです。
時間帯で言うと、10時~15時くらいまでの間となります。つまり朝一から狙える台と、当日も少し他の人が回してくれた台を狙うために、これだけの開きがあります。
ですので、宵越しと言うと基本的に天井狙いとなります。
やり方③:営業時間中のハイエナ
ハイエナの3つ目のやり方は、営業時間中に台を狙う方法となります。
営業時間中はリセット狙いを除いた、他のハイエナ方法が可能です。つまり、ゲーム数(ゾーン)狙い、モード(その他)狙い、天井狙いが出来ます。
つまり営業時間中のハイエナは、日中にスロット屋を徘徊して打てる台を探すことです。
時間帯で言うと、11時~21時くらいまでの間となります。つまり朝一のリセット台が終わったあたりから、閉店2時間前くらいが該当します。
まあこのハイエナ方法が一番一般的ですね(笑)
可もなく、不可もなくと言ったところです。
ハイエナのやり方・立ち回りを解説まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はハイエナのやり方・立ち回りを簡単に解説しました。それでは今回の内容を以下に示します。
- 復習:スロットは期待値がプラスのところを打てば勝てる
- ハイエナとはAT機・ART機で人が打った台を狙う立ち回り
- ハイエナが勝てる理由は期待値がプラスのときを打つから
- ハイエナの種類は4種類ある(天井・ゲーム数・リセット・モード狙い)
- ハイエナのやり方は3種類ある(朝一・宵越し・営業中)
これであなたも、スロットのハイエナのやり方と勝てる理由が何となく分かったと思います。つまりですね…、
「結局、ノーマルタイプも、AT機も、ART機も全部期待値がプラスになる台を打つだけなのです」
それがAT機やART機ではゲーム数などによって、期待値がプラスになったり、マイナスになったりする部分があります。その仕組みから、AT機やART機は、低設定でも期待値がプラスのところもあり、高設定でも期待値がマイナスのところもあるのです。
ややこしいかもしれませんが、低設定でも期待値がプラスの部分を打つだけで勝てるのがハイエナの魅力でもあり、立ち回りなのです。
今後は規制によって、ハイエナという立ち回りは効果が無くなる、または出来なくなるかもしれません。それでも理解しておくと、立ち回りの幅が広がるため、しっかりと理解・実践できることをお勧めします。