パチスロ初心者のあなた!
パチスロを打っていると、「ノリ打ち」という言葉をたまに耳にします。ちなみにたまに乗り打ちとも言われます。
私がパチスロ初心者の頃は、「ノる?」というノリ打ちで勝ちまくる八王子軍団という、スロプロ漫画があったため、このノリ打ちをいつかしてみたいと思っていました。
ただしパチスロ初心者にとってこのノリ打ちという言葉、意味が不明ですよね?このノリ打ちですが、一体どういう意味なのでしょうか?大勢でパチスロを打つことなのでしょうか?
「ノリ打ちとは2人以上でパチスロを打って勝ち額を山分けすること」
となります。最近(15年前くらいから)流行っている打ち方で、結構色んなところでやっているのを見かけます。
ノリ打ちは、儲かるとか、勝てるとか、負けが少なくなるとか言われていますが、本当にそうなのでしょうか?
ということで今回はノリ打ちについて解説します。
ノリ打ちのやり方とは?
ノリ打ちとは先程解説したように、
「ノリ打ちとは2人以上でパチスロを打って勝ち額を山分けすること」
です。
つまり、2人以上人を集めたらできるのがノリ打ちです。そして集めた人数でパチスロを打ちます。そして全員分の勝ち額(負け額)を全員で山分けするのです。
やり方としては、2人以上の人を集めて、ちゃんとしたルールを決めて打つのです。それさえ守ればあとは、そのノリうちのグループ次第でルールは違います。
またノーマルタイプだろうと、ART機だろうとATだろうとどんな機種を打つのかはルール次第です。また設定狙いだろうと、ハイエナだろうとそれもルール次第なのです。
ノリ打ちのルールは?
それではノリ打ちのルールはどのようなものがあるのでしょうか?代表的なものを以下に示します。
- 投資金額の嘘はつかない
- 勝ち額(負け額)の嘘はつかない
- 台移動・やめるときは仲間と相談
以上がノリ打ちの代表的なルールとなります。
それでは代表的なルール以外は、どのようなものがあるのでしょうか?
グループによっては、以下代表的なのルール以外が定められています。一例として示しますね。
- 投資金額は20000円以内
- 裏モノは打っちゃダメ
上記のようなルールが、ノリ打ちのグループで決められています。
ここまで説明したらお分かりになると思いますが、
そのノリ打ちのグループによって、やり方(ルール)は違います。
ですので、あなたがノリ打ちをする際は、そのホールの特性に合わせたルールを作ってノリ打ちを行ってください。
ノリ打ちの計算方法とは?
ノリ打ちの計算方法は、以下のとおりです。
(全員の勝ち額(負け額)-全員の投資額)÷全員の人数=1人分の取り分
式だけ見ても分からないので、以下に具体例を示します。
例えば私、光速ビタ押しマシンと、私の友人、阿部ちゃんがある店でノリ打ちをします。
私がまどかマギカを打ち、阿部ちゃんがアナザーゴッドハーデスを打ったとします。
私が一日中打って、投資額25000円で、出玉数3000枚で60000円換金。
阿部ちゃんが一日中打って、投資額50000円で出玉数1500枚で30000円換金とします。
するとその日のノリ打ちの計算結果は、
(全員の勝ち額(負け額)-全員の投資額)÷全員の人数=1人分の取り分
((60000+30000)-(25000+50000))÷2=7500円
つまり、私光速ビタ押しマシンの取り分が7500円、阿部ちゃんの取り分が7500円となります。これがノリ打ち時の計算方法となります。
ノリ打ちのメリット
それではノリ打ちのメリットを紹介します。ノリ打ちのメリットは以下の通りです。
- 投資額が少なくて済む
- 収支が安定しやすい
- 高設定やハイエナ台が確保しやすい(人数が多いから)
スロットでのノリ打ちのメリットはこれくらいですかね。基本的に全てにおいて1人(ピン)で打つより、スロットの投資額としてお金がかからないのがメリットです。
また人数が多いので、高設定台やハイエナできる台をピンのときより確保する可能性が高いのがノリ打ちのメリットとなります。
ノリ打ちのデメリット
ノリ打ちのデメリットはを紹介します。ノリ打ちのデメリットは以下のとおりです。
- トラブルになりやすい
- 勝ったときの額が少ない
あなたも想定していると思いますが、ノリ打ちのデメリットは以上です。
特に問題となるのが、スロットでノリ打ちをしているとトラブルになりやすいということろです。
ノリ打ちは投資金額を誤魔化したなどの、嘘をつくことが一番のトラブルになります。
投資金額30000円と言った人が、本当は10000円だったらその人は20000円多くもらえることになりますよね?
ノリ打ち時はこのように、投資額や出玉を誤魔化す人が非常に多いのです。
また台移動で低設定のスロットと思われる台を打ってしまった、ハイエナするべきでないゲーム数だけど打ってしまったなどがトラブルの問題となります。
あとは勝った時の額が少なくなってしまうことがデメリットとして挙げられます。
例えば5人でスロットを打って、あなたが50000円勝っても、他の4人の合計が10000円負けならあなたの取り分は-10000円となります。
もっと悲しいのが、例えば5人でスロットを打って、あなたが100000円勝っても、他の4人が150000円負けたらあなたの取り分は-10000円となります。
一番考えて、一番速く回して、一番疲れたのに、収支がマイナスになるなんてことも良くあるのがノリ打ちなのです。これが他の人間が一日楽しそうにAT機やART機を打ったり、休憩所で漫画を全巻読んでいたなんてこともありますしね。
パチスロのノリ打ちまとめ
今回はパチスロのノリ打ちについて解説しました。それでは今回のまとめです。
- ノリ打ちとは2人以上でパチスロを打って、勝ち分(負け分)を山分けすること
- ルールは嘘をつかないなど決めておくこと
- 計算方法は、(全員の勝ち額(負け額)-全員の投資額)÷全員の人数=1人分の取り分
- メリットは負け額が少ないこと
- デメリットはトラブルが多いこと
実際にノリ打ちを行っている人は非常に多いです。少ない金額で楽しく打ちたいという想いが強いからかもしれないですね。
ですので楽しく打ちたい人には、ノリ打ちはおすすめの打ち方だと思います。
ただしノリ打ちは、嘘をつかない信頼できる人と打つことが絶対条件です。ですので、しっかりと信頼出来る人を見つけましょう。
あと余談ですが、ノリ打ちは5号機の現状で勝ちを目的としてする行為ではないです。
後で他の記事で紹介しますが、もしあなたが勝つためにノリ打ちをしようとしているならば、もう少しパチスロを勉強するべきです。