前回までのあらすじは私が本格的にパチンコを打ち始めたところまでとなります。パチンコを知り、そこから攻略誌をとにかく読みまくる日々、そこで私はどのような行動に出るのでしょうか?
今回はまだパチンコの話しです。ただ私はパチンコ・パチスロで勝つために重要なことに気づきます。
それではハンカチを用意して読む話の続きをご覧下さい。
【第2回】パチンコのオカルトを実践して負け続ける日々
パチンコのマジカルチェイサーを打って、パチンコの打ち方や換金の仕方が分かった光速ビタ押しマシン。とにかく色んな攻略誌を読んだ中で気になる文字を発見しました。
それは当時流行っていたオカルト攻略法です。ハマったらとか数字的な根拠が無い攻略法です。これらは今見たら何一つ読まないのですが、当時の初心者の頃の私は水を得た魚の様に読みまくりました。
ビタ押しマシン「なるほど!台の調子が良い台を選べば勝てるのか!」
ビタ押しマシン「なるほど!台を休ませると勝てるのか!」
ビタ押しマシン「なるほど!パチンコにはリーチ目というものがあるのか!」
などなどオカルト方面にハマっていってしまうのです。まあ初心者の頃なんてそんなもんですよね。とにかく出る攻略本を読みまくって上記のオカルトを覚えまくりましたよ(笑)
そして実行しまくりましたね…。
でも…
でもですね…
私は心のどこかで分かっていたんです。
オカルトなんて無いって。
だってパチンコも完全確率で制御されているのに、台の調子とか、台を休ませるとか、更にリーチ目なんて絶対に存在しませんものね。
高校生で投資するお金が無いので、少ない投資額で何とか当てたいと思っていたためにオカルトに走っていたのかもしれませんね。
更に当時は何といってもCR機を打つのが花形だと考えていました。だからとにかくCR機を打ちたい→CR機で猛爆させたい→1日10万勝ちで日々が楽しいというダメ人間の構想をいつも登校中に考えていました。
そんなオカルトを検証しまくり、貴重なお金をどんどん無くしていく光速ビタ押しマシン。特にアホなことを思っていたのがこの台、竹屋のモンスターハウス。
動画1.モンスターハウス
この台、オカルトだらけだったのですよ。左からミイラ男・ドラキュラ・魔女で「ミドマ」とか有名なリーチ目でしたね。はい、当時は信じていました。スペックとすると設定無しの1/367と当時としては普通の確率で、確変突入率も1/2と当時としては低くかったです。大当たり後に時短が100回転ついてくるのは良かったですね。ただこの台は単純な台なのですがとにかく面白いんですよ。私はとにかく打ちまくりましたね。
え?収支ですか?このスペックの台を打った私が勝てるはず無いですよね…いやあ良い勉強になりましたよwwwいくら負けたかなあ、数万もしくは2桁いってるかもしれないですね。くそぉ…未だに悔しいです。
しかしこの台を打ったことによって、私はある日気づきます。ハマっている最中に、「あれ?パチンコって完全確率だからリーチ目とか台の調子が良いとか、台を休ませるとか意味が無いんじゃないの?」と。
この瞬間私に「攻略」の文字が備わります。というか完全確率で抽選されているのだから当たり前で、父親にもそう教わり続けていたのにオカルトを信じてしまった愚かさが悲しかったです。
それから期待値を理解した光速ビタ押しマシンはパチンコで稼ぎ続けた…のかというと…そんなことはありませんでした。
そんなに世の中はうまくいくものでは無いです。そう、あの機種のせいで…
次回に続く。