最近は脱線して私の友人であり、オカルトスロッターの「阿部ちゃん」を紹介してきた。
一度語ったら、止まらなくなってしまったので申し訳ない。阿部ちゃんのことはまだまだ話したいことは山ほどあるのだが、これだけで200話まで行ってしまいそうなのでここらで終わりにしておく。
今回は話を戻して2005年の夏頃の話に戻そうと思う。前回J店のGOGOジャグラーVの設定6で7000枚を出した話をした。
そしてそのJ店では、ギャンブル台は基本的に打たなかった。
しかし、打てる台も無い場合は初代吉宗のゾーンなどが落ちていれば打っていた。
所詮ゾーン狙いなので、収支は山あり、谷ありの日々だった。
しかし、その日が来たのだった…
初代吉宗のチャンスゾーンが落ちていた
ある日俺は携帯電話を変更していた。そのため朝からパチスロを打っていなかったのだ。そのころは毎日打ち過ぎて、さすがに疲れていたというのもあった。
そして、携帯電話を新しくして、弟が買ってきたデスノートを読み終わると18時頃だった。そして何となくJ店に行ったのだ。
その日は土曜日で、GOGOジャグラーにも高設定は無く、打つ台も無かった。
そして何気なく見ていると…
おや？初代吉宗が797ゲームで空いている。
初代吉宗にはゾーンが存在し、802～865ゲームというゲーム数がチャンスゾーンだったのだ。まあ全体の放出の割合からすると10%程度なのだが、それでも目の前に落っこちているお金を拾わない手は無い。
ということで打ってみた。
1年ぶりにBIGが揃う
初代吉宗を打ち始めた俺。初代吉宗には良い思い出は無いため、打っていても面白くないのだ。そして高確率に入ることが無くこのゾーンも通過かなと思った瞬間、850ゲームを過ぎたところでなんと家紋が降ってきたのだ。
そして狙うとBIGが揃ったのだ。
実は俺は初代吉宗のBIGを揃えるのは何と人生で2回目で、以前揃えたのは1年前だったのだ(笑)
2年以上、落ちていたらゾーンを拾うことを繰り返しているが、BIGを1回揃えただけで、今まで全てREG以外揃ったことが無かったのだ。
そして俺は姫BIGを選んだのだ。
姫BIGでダブル揃いが？
俺が姫BIGを選ぶ理由は、音楽が良いから。
あの尼崎まゆみが歌う歌がやはりお気に入りで、姫BIGを選ぶのだ。勿論周囲は
「え？あいつど素人じゃんｗｗｗ」
とか言う目で見てくるがそんなことは同でも良いのだ。俺はBIG中に設定判別などが無ければ、音楽でBIGを選択することが多いのだ。
このノリノリ感がたまらない。周囲にど素人と思われようが、どうでも良いのだ。思いたい奴は好きなだけ思ってくれ。
そしてそこにあるかもしれないを楽しんでいるときに、その時は来た。
残り10ゲームで何気なく7を狙ってみると…
何とダブル揃いが揃ったのだ。
初代吉宗でBIG中に初めて7を揃えた人で、姫BIGでダブル揃いというのはなかなかいないだろう(というかそんなことをしないだろう)
そして問題なのは俺の記憶だったのだ。
何故なら初代吉宗の知識は0のため、姫BIGでダブルラインで揃うって、ちゃんと1ゲーム連するんだよね？と必死に考えていたのだ。
まあ、4号機の制御はどのBIGも同じだから、間違いなく1ゲーム連はするのだとすぐに気付いたのだ。
遂にリミッター到達で6000枚！
そしてそこからが凄かった。
最初のダブルラインは3連チャンで終わった。
そしてその後はBIGを2つ、REGを2つ挟んで、またBIGとなった。そしてそのBIGを姫BIGで消化していると、何と最後のルーレットでまさかの1ゲーム連！
そこからが凄かった。どこで何を引いたのか分からずにそのままリミッターの5連チャンへ到達したのだ。
そしてそこからBIGを2回引いて191ゲーム消化で終わったのだ。
出玉は6000枚で2時間もかからなかった。
この間のGOGOジャグラーVの設定6を13時間打って、7000枚出したのがアホらしくなるような出玉だった。
結論：初代吉宗は打たない
初代吉宗の人気が分かった気がする。あそこまでの連チャンと、出玉はスロットのギャンブル性という意味では抜群だった。
しかし、あの連チャン性の裏には鬼ハマリが待っているのだ。それも含めての期待値なのだ。多くの人は阿部ちゃんのように、一撃の出玉だけを見てスロットは期待値以上に出ると判断し勝ちだ。
しかし、結局は期待値以上の出玉は無いのだ。そしてその期待値に辿り着くまでの過程が機種によって違う。
GOGOジャグラーの設定6ならばなだらかな上昇線を描いて行くだろう。そして吉宗の設定6は急激な上昇線と下降線を描いて行くだろう。
そしてスロットで喰っている人の多くは、ジャグラーのような上昇線が好きなのだ。何故ならば、打っている設定の期待値と結果が似たような値になり、安心するからなのだ。
俺も同じ理由でジャグラーを打つだろう。そしてこんなに危険な初代吉宗は、極力打たないだろうと肌身を感じて思った日だった。
まああんまり大都技研の台が、好きじゃないってのもあるのだが(笑)