キングパルサーが朝一で初当たりが妙に早いことに気付いた光速ビタ押しマシン。雑誌の解析では発表されていないが、キングパルサーはリセットされると初当たりが早くなると推測し、朝一から狙う立ち回りに全てを賭けた。種銭が残り17000円となっているためこの立ち回りがミスしたら、私の浪人生活は非常に貧乏になること間違いなしである。
そして何よりも大好きなモーニング娘。のLIVEに行けないため、生きがいがなくなってしまう。そのために全てを賭けて戦うのだ。
全てを賭けた光速ビタ押しマシンとキングパルサーの戦いが今始まる。
やっぱりあった朝一リセットの特典!キングパルサーで残金17000円からの起死回生物語!
キングパルサーが朝一リセット(設定変更)されると初当たりが早くなると推測した光速ビタ押しマシン。それならば全台リセットされている店ならば勝てるのでは無いかと考えた。
今まで私が戦った店で毎日全台リセットしているパチンコ屋と言えば、そう、ドンちゃん2でも抜きまくったD店である。この店は未だにスロットを全台リセットしているのだ。
そうと決まれば私は行動が早い、とりあえずD店を覗きに行った。問題は何よりD店にキングパルサーがあるのかどうかだ。神に祈りながらD店へ到着するとどうも2週間前に導入されたらしい。客付きは2割程度、流石パラダイス店である。キングパルサーを打っているのはじいさん、ばあさんである。リプレイハズシは勿論のこと、目押しもしていない。
光速ビタ押しマシン「これはイケる…じゃなくて勝てる!」
私が卑猥なのは無視していただきたい。とりあえずこの日は閉店間際にとりあえずハマっている台を2～3台ピックアップして明日の朝一で狙うことにする。狙うは本日最終ハマリが600ゲームの207番台とする。なぜこんな狙い方をするかというと、このD店は総回転は見られないほどクソのようなデータカウンターなのだ。表示機能はBIG回数、REG回数、過去5回の大当たり時のゲーム数くらいである。だからこそ閉店間際の過去5回の回転数でどれがハマっているかを判断している。
次の日、勝負の朝が来た。今日負けたら私の浪人時代は全てが終わるのだ。モーニング娘。のためにも絶対に負けられない、そんな想いを胸にD店へ向かった。
D店へ到着したのは9:50、先客は誰もいない。10:00に開店しキングパルサーのシマへ行くも誰も来ず。
光速ビタ押しマシン「俺の読みが正しいのか、他が気づいていないだけなのか…」
キングパルサーの朝一リセットが勝てるというのは私の勘違いかもしれないのだ。それでも自分のデータを信じて立ち回るしかない光速ビタ押しマシンは前日600ゲームハマリの台の207番台に座った。
ちなみにこれが初打ちである私。投資1000円の26ゲーム目、7匹カエルが4連続したところでBIGに当選。そこから怒涛の4連チャンをかました。もう私は頭がバカになりそうだった。つい20分前までは今日の持ち金が0円になるかもしれないと不安だったのだが、今はどれだけ多くのリセット台を拾えるか命を賭けているのだ。
207番台を打ち終えた。BIGは3回、REG3回あたり既に1箱はある。残りのキングパルサーは11台、今までの経験上残りも全てリセットしてあるのだ。そこで私は昨日ストックがありそうな203番台、211番台と順番に打っていく。残りの2台も当たり、この時点で2000枚は出ている。
光速ビタ押しマシン「ここまで上手くいくなんて…やれるもんだなぁ!!」
ここまでの結果から自分の推測があっていることを確信した、やはりキンパルは朝一リセット時に特典があるのだ。残るはリセット台をどれだけ多く打てるかだ!!
残った9台も全て打ちこの日は2500枚ほど出した。D店は6枚交換のため41000円ほどの換金だった。この日の帰りは最高の気分だった。キングパルサーのリセット後の挙動をデータ取りから発見し、結果を出したのだった。
しかも誰もまだこの立ち回りに気づいていない。こんなに美味しい状況はなかなか無い。
光速ビタ押しマシン「こりゃあ喰えるな…」
この日からキングパルサーだけを打ち続ける日々が始まるのだった。
次回予告!最高時給は50000円!朝一キングパルサーで稼ぎまくる!