パチスロのノーマルタイプ(Aタイプ)とは何か?
パチスロでは色々な機種が存在します。ノーマルタイプ、Aタイプ、A+RT、AT機、ART機などなど。その中でもノーマルタイプとはどのようなものか一言で言うと、
「ボーナスのみで出玉を増やすパチスロ」
となりますが、意外でしたか?これって結構知られてないことです。
ちなみにノーマルタイプの機種は、ジャグラーシリーズ、A PROJECTシリーズ、ニューパルサーシリーズ、ハナハナシリーズが該当します。
機種とすると少ないですが、ジャグラーシリーズが大量に入っているので、ホールの3割~4割のスロットがノーマルタイプです。更にはAタイプ専門のスロット屋もあるくらい、どんどん人気が高まっています。
そのためいつでも打てるように、ノーマルタイプをキチンと押さえておくことが重要なのです。
そんなノーマルタイプですが、結構知られていないために、ノーマルタイプ(Aタイプ)とは何かを解説させていただきます。
目次
ノーマルタイプ(Aタイプ)という言葉は正しい?
そもそもノーマルタイプとAタイプは5号機では同義です。
どちらかというと、5号機ではノーマルタイプのほうが意味的には合っていますね。
何故かというと、Aタイプとは元々4号機時代の言葉だからです。
4号機の時代はJACINの回数によって、○タイプが決まっていました。3回ならばAタイプ、2回ならばBタイプ、1回ならばYタイプと。ちなみにJACINだけならばCタイプです。
そしてその中で、一番メジャーだったのがAタイプなのです。
ですので、当時の名残で今もノーマルタイプが一番メジャーだったAタイプと呼ばれています。ですので5号機でAタイプというと、ノーマルタイプを意味しています。
まあどっちでも呼び方は良いですが、ノーマルタイプの方が本当の意味だと合っています。
ノーマルタイプ(Aタイプ)の仕組みや抽選方法とは?
ノーマルタイプ(Aタイプ)とは冒頭でもお伝えしたとおり、ボーナスのみで出玉を増やすパチスロです。ですので、BIGやREGの当たりのみで出玉を増やす機種となります。
それではどのような仕組みや抽選方法になっているのでしょうか?
ノーマルタイプ(Aタイプ)の仕組み
まずノーマルタイプのゲーム性を、フロー図で描くとこんなイメージです。
いかがですか?通常ゲームがあって、ボーナス(BIGやREG)が当たる。そしてBIGやREGを消化して終了すると、通常ゲームに戻るというのがノーマルタイプなのです。
ちなみにノーマルタイプは機種にもよるのですが、BIGは純増325枚以上獲得、REGは純増104枚以上獲得など、ボーナスの出玉は決まっています。
そしてノーマルタイプには、A+RTという機種も存在します。
ノーマルタイプ(Aタイプ)にRT(リプレイタイム)というのがついてくるものもあります。これはボーナス、つまりBIGやREGに加えてRTでもメダルを増やす機種なのです。
RTとはリプレイタイムを意味していて、ある特定ゲーム数内でリプレイの確率が大幅にアップしてメダルが減りにくい、またはメダルが増えるというものです。ハナビなど最長40ゲームのRTで、メダルが増えます。つまりA+RTとは、出玉をボーナス+RTによって増やすものなのです。
ちなみにバーサスなどもがA+RTですね。余談ですが、RTを加える意味は技術介入度を高めたいからでもあります。
ちなみにAT機やART機などありますが、AT機はAT(アシストタイム)によってメダルを増やし、ART機はART(アシストリプレイタイム)によってメダルを増やします。根本的にノーマルタイプとは違うものです。
ノーマルタイプ(Aタイプ)の抽選方法とは?
それではノーマルタイプ(Aタイプ)の抽選方法を説明します。
簡単に考えると上のような図のとおりで、抽選役は、ボーナス、子役、リプレイ、ハズレに分類されます。
ボーナスとはBIG、REGとなります。子役はスイカ、ベル、チェリー。リプレイはそのままリプレイ。そしてハズレはハズレです。
ノーマルタイプ(Aタイプ)の抽選方法は、メダルを3枚入れて、レバーを叩いた時に抽選されてボーナス、子役、リプレイ、ハズレのどれかが当選します。そして当選した役を揃えることができるようになるのです。
ですのでノーマルタイプは、通常時に3枚がけで回して、ほとんどがハズレ。たまに子役が当たって、メダルが減るのを少し和らげる。そしてそのうちボーナスが当選してメダルが増える。またボーナスが当たるまで回し続ける。
単純ですが、この繰り返しでメダルを増やすのがノーマルタイプなのです。
ノーマルタイプ(Aタイプ)の特徴は?
それではノーマルタイプ(Aタイプ)の特徴は、どんなことが特徴となるのでしょうか?
ノーマルタイプは、確率はどうなっているのか?1日打ってどれくらい勝てるのか?負けやすいの?などを紹介します。
ノーマルタイプ(Aタイプ)のスペックは?
ノーマルタイプ(Aタイプ)の代表であるジャグラーシリーズから、アイムジャグラーを例にとって説明いたします。
確率は以下のとおりです。
設定 | BIG | REG | 合成確率 | 機械割 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/287.4 | 1/455.1 | 1/176.1 | 96.9% |
2 | 1/282.4 | 1/442.8 | 1/172.4 | 97.8% |
3 | 1/282.4 | 1/348.6 | 1/156.0 | 99.9% |
4 | 1/273.0 | 1/321.2 | 1/147.6 | 102.0% |
5 | 1/273.0 | 1/268.5 | 1/135.4 | 104.2% |
6 | 1/268.5 | 1/268.5 | 1/134.3 | 106.6% |
上記の表を確認していただけるとお分かりの通り、設定が上がれば上がるほど当たりやすくなっています。つまり、高設定ほどボーナスに当たりやすくなっているという仕様です。
ノーマルタイプ(Aタイプ)の機械割は?
アイムジャグラーを例に取ると、設定1で96.9%。設定6で106.6%となります。
これは1日6000ゲーム打って、設定1で約15000円負ける。設定6で約30000円勝てるというものになります。
設定 | BIG | REG | 合成確率 | 機械割 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/287.4 | 1/455.1 | 1/176.1 | 96.9% |
2 | 1/282.4 | 1/442.8 | 1/172.4 | 97.8% |
3 | 1/282.4 | 1/348.6 | 1/156.0 | 99.9% |
4 | 1/273.0 | 1/321.2 | 1/147.6 | 102.0% |
5 | 1/273.0 | 1/268.5 | 1/135.4 | 104.2% |
6 | 1/268.5 | 1/268.5 | 1/134.3 | 106.6% |
アイムジャグラーを例に挙げていますが、ノーマルタイプはAT機、ART機に比べて機械割は低いです。
ノーマルタイプは大体設定6の機械割があっても110%となり、勝てても1日約60000円です。
想定外の人も多いかもしれませんが、そんなものです。私も初めてこの事実を知ったときはショックでした。しかし、設定1での機械割がそこそこ高く、96%くらいとなり設定1でも負けても約20000円くらいですので、そんなに負けないです。
勝つ時も、負けるときも安定しているのがノーマルタイプの特徴です。理由とするとボーナスがどれだけ引けるかに依存するため、回数にそこまでのバラつきがないからです。ですのでAT機やART機みたいに1日10万円勝った、負けたということが無いのも特徴の1つなのです。
ですので、勝つ時も負けるときも安定した額というのがノーマルタイプの特徴となります。
パチスロのノーマルタイプ(Aタイプ)まとめ
いかがでしたでしょうか?ノーマルタイプ(Aタイプ)とは何かがわかったと思います。
実は2016年に入ってノーマルタイプ(Aタイプ)の人気は、どんどん上がってきています。理由とすると、ART機の規制から、本来あるべき姿に戻ろうとしているのかなと思います。
実際にAタイプ専門店が出現しだしたり、新台として出されるAタイプが多くなっています。それに伴い、おすすめのノーマルタイプも増えてきています。最近だとバーサスなんかおすすめですよね。
またノーマルタイプ(Aタイプ)で勝てる機種一覧や立ち回りなど紹介され始めているので、スロット業界としてもノーマルタイプ(Aタイプ)に戻ろうとしているのかもしれません。
本当はノーマルタイプ(Aタイプ)って勝つためには、こんなことが必要とか、語ることがめっちゃ多いです。でもそこまで語ると、本当に終わらなくなってしまうために本当に概要部分だけ解説しています。
そしてパチスロ初心者のあなたに押さえて欲しいのが、パチスロの機種を知るということは重要ということです。
パチスロの機種はノーマルタイプや、AT機、ART機など様々な機種があります。それぞれがどのような性質を持っているのかをキチンと押さえることによって、パチスロを楽しみ、勝つことが可能となります。
ですので、これを機にノーマルタイプ(Aタイプ)とは何か?ときっちり押さえておいて欲しいのです。